こちら方面の作品がお好きなら、ブルーレイを(レンタルではなく)そろえておきたい作品ばかり。今回はなぜかSF作への出演が続く、今が旬の美人女優スカーレット・ヨハンソン出演作(『her/世界でひとつの彼女』では声優)を4本採り上げてみた。
『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』は、ご存じマーベル・コミックの人気スーパー・ヒーロー“キャプテン・アメリカ”をフィーチャーした『キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー』(2011年)の続編にして“アベンジャーズ・プロジェクト”の一つ。アベンジャーズのリーダーともいえるキャプテン・アメリカと紅一点のブラック・ウィドウ(スカーレット・ヨハンソン)、彼らをひとつのチームにまとめたニック・フューリーなどが、アベンジャーズ抹殺の危機に立ち向かう壮大なアクション超大作で、一般的な人気度では本作こそ今回の特選でもおかしくない。
『アンダー・ザ・スキン 種の捕食』は、いまやセクシー女優No.1のスカーレット・ヨハンソン(初のフルヌードに挑戦!)が、男を捕食していく宇宙で最も美しく、最も危険な捕食者=エイリアンを演じた全世界注目のSFスリラー。独特なテイストに、ある種のもどかしさを感じてしまうヒトもいるだろう。その分、ラストで新鮮な衝撃を味わえる。
『her/世界でひとつの彼女』は、『マルコヴィッチの穴』(1999年)『かいじゅうたちのいるところ』(2009年)の鬼才スパイク・ジョーンズ監督による近未来ラヴ・ストーリー。最新AI(人工知能)型OSサマンサ(声はスカーレット・ヨハンソン)に恋してしまった男のお話は、すぐにでも実現しそうで恐い。こんなのが売り出されたら、男女の未婚率はさらに急上昇間違いなし!?
アメリカでは大ヒット作となった『LUCY/ルーシー』は、カリスマ(?)リュック・ベッソン監督の16作目に当たる話題作。覚醒していくスーパー・ウーマンを描いた本作は、日本のネット界では賛否両論渦巻く。ベッソン作をいつまでも『ニキータ』(1990年)や『レオン』(1994年)と比較して批判し続けるのは不毛な行為だろう。たかみは(ややアッケないラストを除けば)わかりやすいSF娯楽作として十分楽しめた。
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