この二者の違いは、チャンスを掴みやすい人と、掴みにくい人の違いでもあると感じています。チャンスに巡り合ったら、自分事として取り組んでみる。すると何らかの結果がでる。満足のいく結果であれば成功体験となる。万が一不調であっても学びを得られる。成功失敗にかかわらず、それは次への大切な経験になります。
これらを繰り返していると、いい流れができるのだなと思います。そこに成果が伴ってくると、心の満足度が上がり、働きがいに変化していきます。流れに乗るためにも、最初に目の前のことを自分事として捉え直すことがスタートになるのではないでしょうか。
チャンスがきたとき、やりたい気持ちはあっても、子育てや介護に追われていたり、ほかの仕事との兼ね合いがつかなくてできない場合もあります。また、ドムドムでも、資金的な折り合いがつかなくて、断念するケースもよくあります。
その際ははっきりと、提案いただいた方に「資金投下できる余裕がない」と伝えますが、前置きとして必ず「とても魅力的なお話で、できればやりたいのですが」と、やりたいけれどやれないという意思表示をします。
「やりたいけれどやれない」の意思表示を
例えば、海外でのフランチャイズ出店のお話をいただいたとします。会社としてチャレンジしたいと思っていても、資金がないことをはじめ、語学が堪能なスタッフもいなければ、海外出店の経験もないため、現在の力量では無理だと判断することになります。
先方様には「とても興味深いお話ですが、弊社のこのような現状だと実現できるのかどうか自信がありません」という返事をしてみます。すると、先方様が「人員面はこちらでサポートできます」と提案や交渉を持ちかけてくれることがあるのです。
実際に、台湾に出店できたのは、そうした先方様のサポートがあったからでした。新しいプロジェクトに抜擢される、大口クライアントを任されるなどに対して、チャレンジしたいけど事情があってできない。そんなときには、この「やりたいけれどやれない意思表示」が大切です。
障壁となる事情を取り除く方法がないか、一緒に検討してくれる可能性が高まります。子育て中の場合なら「来年、小学校に上がったら時間的な余裕ができるので、その際にまた声をかけてください」とひと言添えたり、ほかの仕事との兼ね合いなら「アシスタントをつけていただけたら可能なんですが」と交渉してみる価値もあるでしょう。
いずれも、やりたい気持ちがあることは伝わるため、次のチャンスにつながりやすくなると思います。





















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