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ニセ社長詐欺に応戦!スマホ2台とAIを駆使し、「1億円を振り込んだ」フリしたら…犯人の手口と"すぐできる対策"《小規模の会社が危ない?》

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  • 石川 温 スマホジャーナリスト

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詐欺のターゲットにされたので、やり取りを続けてみたら……※危ないのでマネしないでください(画像:筆者提供)

今、ニセ社長詐欺(CEO詐欺)がはやっていることをご存じだろうか。会社の社長をかたってメールで従業員に接触し、LINEやChatworkなどでのグループを作成させる。そして「緊急の送金が必要」などと言ってお金をだまし取る、というものだ。先日、スマホジャーナリストである筆者にも詐欺メッセージが届いた。協力的なように見せかけてやり取りをし、AIを使って逆に相手をだまそうとしたら――。

(編注)LINE画面はアカウント名および一部やり取りを伏せています。また、このようなやり取りは危ないのでマネしないでください。

自分が社長なのに、社長から指示が来た

自分が社長を務める会社の代表メールアドレスに「いま、会社にいらっしゃいますか」という一文だけのメールが連日、届いていた。

今朝になって、自分の会社の社長を名乗る別人の名前から「お疲れ様です。メールを受け取りましたら、今後の業務プロジェクトに対応するため、新しいLINEワークグループの作成をお願いします」という本文が書かれていた。私が社長なのに。

ここでピンと来た。

昨年末頃から、会社のメールアドレスに「LINEグループをつくれ」が飛んできて、社長名義で「ここに送金しろ」という詐欺行為が横行しているというニュースがあった。いわゆる、CEO詐欺だ。

まさに自分も詐欺の標的になっているということでワクワクしてしまい、思わずLINEグループを作成した。

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【「本日入金予定あり」緊急性を装う手口】

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