「身長の伸びが止まる」は本当か? 専門医に教わる、子どもの【プロテイン】適切な選び方と注意点

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また、「腎臓や肝臓に負担がかかってよくないのでは?」と言われていたこともありますが、この説については今のところ科学的な根拠はありません。

慢性腎臓病などを持つ成人の場合は、タンパク質の代謝で生じた老廃物を腎臓で処理する際に腎臓に負担がかかることがありますので、プロテインの摂取には一定の注意が必要ですが、そうした疾患のない人や子どもはプロテインを飲んでも問題はありません。

子どもには「ホエイ(動物性)」の製品がおすすめ

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さらに、プロテインにはたしかに糖質が含まれているので、飲みすぎないように注意が必要です。ただ、私はまずはタンパク質をしっかり摂るほうを優先するべきだと考えています。

どうしても気になる場合は、栄養相談をしている医師や管理栄養士の指導を受けましょう。

また、プロテインには「ソイ(植物性)」と「ホエイ(動物性)」の製品があります。子どもが飲む際には、ホエイのほうが効率的に吸収できるため、おすすめです。

プロテインの味が合わないこともあるので、最初は少なめの製品を選んで、子どもに味を試してもらってください。

「子どもにサプリメントやプロテインなんて」という方も多いかもしれませんが、まずは鉄やタンパク質、ビタミンが足りていない子どもが多いという現実を知っていただきたいと思っています。

なかにはサプリメントやプロテインをいやがる子どももいますから、その場合はやはり栄養を摂れるような食事を用意することが大事です。

面家 健太郎 あわのこどもクリニック院長、医学博士、日本小児科学会専門医・指導医

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おもや けんたろう / Kentaro Omoya

あわのこどもクリニック院長、医学博士、日本小児科学会専門医・指導医、日本アレルギー学会専門医、医療法人MIRAI理事長。1975年岐阜県生まれ。小学校5年生のときにかかりつけの小児科医に憧れ、医学の道を志す。地元に貢献したいと岐阜大学医学部に進学。卒業後、大学院でアレルギー免疫学について研究を行う。その後、すべての子どもたちを救いたいと、岐阜大学病院、国立循環器病センター(現・国立循環器病研究センター)、岐阜県総合医療センターで最重症の子どもたちが集まる小児循環器、小児集中治療に20年間取り組む。重症化しないために初期から専門医が診療すること、そして治療後の慢性期の患者さんが治療離脱しないよう、受診しやすい専門医を目指してクリニック開業。多くのお子さんを診療するなかで薬だけではよくしてあげられない患者さんがいることに悩み、栄養学に取り組み、生活面からサポートしている。クリニックを受診したお母さんたちからは「安心できる場所」「子育てに悩んだときに気軽に相談できるクリニック」と言われ、県外からの患者さんも多く、毎日130人ほどの親子の診療を行い、毎年約3万人の診療に携わっている。

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