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〈未上場の実力企業〉富士通ゼネラルを買収した「パロマ・リーム」/空調と給湯で「10年後に売上高3兆円」目指す

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1月15日の会見にはパロマ・リームHDの小林弘明社長(左)とゼネラルの増田幸司社長がそろって登壇した(編集部撮影)

「ゼネラルはこれ以上にない『ありがたい先生』」――。

ガス調理機器などで知られるパロマを擁するパロマ・リームホールディングス(HD)。1月15日、事業展望を説明する会見の場で小林弘明社長はそう力を込めた。

ゼネラルとは、約2560億円で買収した空調機器大手の旧・富士通ゼネラルを指す。TOB(株式公開買い付け)によって昨年8月にパロマ・リームHDの完全子会社となり、今年1月1日に社名をゼネラルへと変更した。

ゼネラルは1966~85年まで使用していた社名だ。84年の富士通との資本業務提携を受けて、翌年10月から社名を富士通ゼネラルとした。実に41年ぶりに昔の社名に回帰したわけだ。

買収で売り上げは約1.4兆円に

パロマ・リームHDの業績は2024年度で売上高が1兆円、営業利益が971億円。そこにゼネラルの分を合わせると売上高が約1.4兆円に上る巨大企業となる。23年に持ち株会社化して誕生したパロマ・リームHDとは、どのような企業なのか。

パロマは1911年に名古屋市で小林瓦斯電気器具製作所として創業した。日本ではとくにガスコンロなど厨房器具での存在感が高い。同じく名古屋市に本社を置くリンナイに次ぐシェア2位とみられる。リンナイとノーリツにシェアで大きく水をあけられているが、ガス給湯器も展開している。

小林社長は創業家出身。「長期的・迅速な経営判断を進めるため」(パロマ・リームHD広報)非上場を貫く。

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【ダイキン傘下のグッドマンも競合】

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