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高市首相の「台湾有事」答弁をめぐり雑な議論が広がる理由。制度の位置づけ、日中関係、台湾認識、別々に議論すべき3つの課題

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むしろ四文書の原則や精神を真正面から読めば、そこにあるのは「すべての紛争の平和的解決」と「武力による威嚇の否定」、「互いに脅威とならない」、「平和的発展」という地域のパートナーシップだろう。だとすれば、まず問われるべきは、中国側がこれらの原則を順守し、『台湾問題』の平和的解決を真剣に追求しているのかという点ではないだろうか。台湾への一方的な威嚇的行動への懸念が高まっている中で、日本側で実際の有事の際に自国の存立にかかわりうる事態が生じた場合への備えについて議論することをもって、日本側の一方的な『四文書違反』と断じる論理はフェアではないだろう。

台湾を理解しない「知識人」の問題

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