<国連経済社会局が2025年版「世界都市化見通し」を発表。ランクインした日本の都市は、いずれも人口減少の傾向が見られた>
都市部への人口集中が大きく進む
本誌は国連の最新データを基に、世界で最も人口の多い100都市を示す地図を作製した。ランキングを見ると、アメリカから上位に入ったのはニューヨークとロサンゼルスの2都市のみ。またアジア以外からトップ10入りした都市は1つしかなかった。
このランキングは、11月に国連経済社会局が「世界都市化見通し(World Urbanization Prospects)」2025年版の中で発表したもの。報告書によると、世界の人口83億人のうち45%が都市部に居住しており、1950年には20%だったことを考えると、都市部への人口集中が大きく進んだことが示されている。
特にこの傾向はアジアの国々で顕著なようだ。世界最大の人口を持つ都市トップ10のうち、アジア以外の都市だったのはエジプトのカイロのみだった。こうした数字は、今後インフラや資源管理、公共サービスにかかる負荷を見据えて政策を立案する上で、重要な手がかりとなる。
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【人口が多い世界の都市トップ10】
