親子ほども年の離れた遠藤さんとA子さん。だからこそ、遠慮なく質問して率直に答えられるかもしれない。今回はA子さんにインタビューを代わってもらい、筆者は司会に回ることにした。
「子どもを作る」という決断は重くなかったか?
――A子さんは小中学校時代の同級生と25歳で結婚したという「早婚さん」です。遠藤さんも高校生時代の同級生と再会して結婚したそうですね。
遠藤:高校時代の文化祭でバンドを組んだときの仲間です。当時はとりわけ親しいわけではなく十数年も音信不通でしたが、東日本大震災のときにFacebookで同じ地元の人たちがつながり、その同窓会で再会しました。付き合うようになってからどちらかの賃貸マンションが更新の時期を迎え、「一緒に住もうか」「じゃあ結婚しようか」という流れになりました。
A子:結婚はともかく子どもを作るという決断は重くなかったですか? 私はまだギリギリ20代なので「可愛い服を着て遊び回ることをこんなに早くに終わりにして良かったのかな。キラキラしていられる時間はもうないんだな」と思ってしまいます。
遠藤:子どもを抱え込みつつのキラキラもあると思いますよ。私の娘が通っている保育園では親同士の交流も生まれていて、先日は子ども連れで数十人が集まってバーベキューをしました。2次会は居酒屋へ。小さな子どもたちが歩き回るのでカオスでしたけど、親たちもそれぞれの魅力で輝いていると思いました。
A子:まだ結婚3年目の夫との関係性も変わりそうで怖いです。子どもができると夫のことが生理的に無理になる、という話を聞いたことがあるので……。産後クライシスみたいなことにならないか不安です。
遠藤:一番に面倒を見なくちゃいけない子どもという存在がいるので、「パパとママ」にならざるを得ない時間が長いのは事実です。夫は不妊治療には協力的でしたが、私のような子ども好きなタイプではなく、どんな父親になるのかは未知数でした。
でも、そんな夫が今では「趣味は娘」と言える状態です(笑)。仕事柄、帰りが遅くなることが多い私は保育園の朝の送り担当で、夕方のお迎えは夫。娘はすっかりパパっ子になり、「どうしたらパパと結婚できるのかな?」なんて言っています。夫はすごく嬉しそうです。
親は子どもという人の命を預かる仕事です。その役割は出産した瞬間からノンストップ。私のような晩婚さんで超高齢出産の場合は、親はすでにいないか介護の対象。頼ることはできません。でも、必死の思いで出産したので少し休ませてくれ、と思うこともあります。今は自治体にも産後ケアセンターという施設があったりするので調べてみてください。お願いすれば、助産師さんが赤ちゃんを預かってくれて一人でゆっくり眠ることができたりします。私の場合は心身の支えになりました。





















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