予想していた答えそのままだった。
ありがたい言葉のはずなのに、心臓がギュッて押しつぶされてしまいそうだった。ああ、ごめんなさい。本当にごめんなさい。裏切ってしまって、無責任で、ごめんなさい。
とりあえず感謝のメッセージを送って、急いでチャット画面を閉じた。
なんで私ばっかり…
どうしても仕事に戻れる気がしなくて、別室でリモートワークをしている夫の様子を見に行った。
「今、ちょっと大丈夫?」
「おお、どうしたの」
私は夫に経緯を話した。夫はうんうん、とうなずきながら、静かに話を聞いた。
「でも、それはしょうがないことなんだから大丈夫だよ。りょうこが怠けてるわけじゃないんだし。上司の方もわかってくれたんでしょう?」
夫はいつものように私を気遣った言葉をかけてくれた。でも、私はその瞬間に、
「ああ、夫には私の体のことも仕事のことも結局はどうしようもできないんだ」
と少し失望してしまった。
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【産んだら男女平等だって思っていた】
