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東大病院の医師逮捕で明るみになる「医療機器メーカー」の不正の"深層"――いまだ存在する「自由に使える」奨学寄付金と企業と大学の構造汚染

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  • 上 昌広 医療ガバナンス研究所理事長

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東京大学医学部附属病院(写真:yu_photo/PIXTA)

東大病院の准教授が逮捕

2025年11月19日、東京大学医学部附属病院整形外科の准教授が逮捕された。

医療機器の選定に影響力を持つ立場を利用し、日本エム・ディ・エム(JMDM)社の元営業所長から約70万円の金銭提供を受けた収賄容疑だ。翌20日、JMDM社は「元従業員1名が贈賄容疑で逮捕された」と発表している。

この事件には、注目すべき3つのポイントがある。本稿で論じたい。

まずは、医療機器メーカーの不正だったことだ。事件発覚の発端は、長野県にある佐久市立国保浅間総合病院を舞台とした贈収賄事件だ。

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【警察もメーカーの贈収賄に注目】

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