私がいつも「ああ、もったいないなあ」と思うのは、「だらだら歩き」「とぼとぼ歩き」をしている方々です。
最近はウォーキング人口がだいぶ増えてきて、街中や公園を歩いている中高年をよく目にするようになりました。街中では高齢夫婦が連れ立って歩いているのもよく見かけますし、早朝の公園では、近所の仲良しグループなのか、何人かの仲間と連れ立って楽しくしゃべりながら歩いている方々もよく見かけます。
しかし、そうやって歩いている人のほとんどは早歩きとは程遠いゆったりペースです。背中を丸め気味で、腕もあまり振らず、歩幅も狭く、ひざも伸びていない人が目立ちます。おしゃべりしながらだと自然にこういう歩き方になってしまうのかもしれませんが、大半の方々が「だらだら歩き」「とぼとぼ歩き」と形容したほうが似つかわしい歩き方をしているのです。
こうした歩き方では、せっかくのウォーキングの効果はほとんど得ることができません。もちろん、家でじっとしているよりは「だらだら歩き」であっても歩くほうがずっとマシだとは思います。
でも、腕を振って姿勢よく歩いたり、速いスピードで歩いたりする力があるのにもかかわらず、それをしないのは非常にもったいない。十分な健康効果を得られないままソンをしているようなものであり、そのため私は「残念ウォーキング」と呼ばせていただいています。
腎臓の健康には「息切れするかしないか」
そもそも、ウォーキングの運動効果をもっとも引き出せるのは「息切れするかしないかのレベルの早歩き」です。これは「隣の人とどうにかこうにか話せるくらいの状態」であり、「隣の人とラクにしゃべったり笑い合ったりできるような状態」ではあまりに運動強度が低すぎて、ウォーキングの効果を引き出すという点ではたいへん非効率的なのです。
腎機能を改善させたり腎臓寿命を延ばしたりするには、多くの血液を腎臓に巡らせてたっぷりの酸素や栄養を届けていくことが重要なポイントであり、そのためには、「息切れするかしないかのレベル」の運動強度を保って歩かなくてはなりません。そして、そうした効果をもっとも効率よく引き出せるようにつくられたのが「腎活性ウォーキング」であるわけです。
ですから、みなさんの場合も、もし健康の向上が目的で歩いているのであれば、なるべく早い段階で「残念ウォーキング」を卒業して、「腎活性ウォーキング」を身につけるようにすることをおすすめします。




















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