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「『買う』『欲しい』と言ったのに…」なぜ顧客はウソをつく?3つの構造的理由

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  • 麻生 要一 『新規事業の経営論』著者・アルファドライブ代表取締役社長兼CEO

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新規事業のヒアリング先の顧客は「必ずウソをつく」と筆者は語ります。なぜウソをつくのでしょうか?(写真:metamorworks/PIXTA)
「サラリーマンに新規事業なんてできるわけがない」。かつてよく囁かれた意見は、いまではすっかり影を潜め、多くの企業から「新規事業」が続々と生まれている
ただ、新規事業は生まれるものの「大きなビジネスにならない」「人は育つが、育った人ほど辞めてしまう」など「次なる課題」に直面している企業は少なくない。
これまでに230以上の日本を代表する企業の新規事業を支援し、累計2万3000を超えるプロジェクトの創出に関わってきた「新規事業のプロ」である麻生要一氏が、この度、6年ぶりの新著新規事業の経営論を上梓した。
「1→100に必要な全仕組み」をはじめ、新規事業のすべてを書いた決定版である同書は、発売たちまち増刷が決まるなど、早くも話題を呼んでいる。
その麻生氏が、「なぜ顧客はウソをつく?3つの構造的理由」について解説する。
【この記事の後編】
「顧客はウソをつく」「何を聞けばいい?」ビジネス現場で超重要な「深いヒアリングスキル」

「ヒアリング先の顧客は必ずウソをつく」

『新規事業の経営論: 100億円超の事業をつくる18のシステム』(書影をクリックすると、アマゾンのサイトにジャンプします。紙版はこちら、電子版はこちら。楽天サイトの紙版はこちら、電子版はこちら

顧客のところに300回行く

それは「300 is 300」であり「深い深い顧客課題にたどり着かないと新規事業にはならない」ということを前回の記事(「顧客のところに300回行け」がビジネスに必須の深い訳)では述べました。

それに続くもうひとつ大事なポイントは、顧客現場でヒアリングする際に、「正しいヒアリングスキル」を身につけた状態でのぞまないと、せっかくの訪問が無駄になってしまうという事実です。

新規事業の顧客現場での必須能力である「ヒアリングスキル」について解説する前に、ぜひ知っていただきたい「顧客ヒアリングの不都合な真実」をお伝えしたいと思います。

それは「ヒアリング先の顧客は必ずウソをつく」という真実です。

次ページが続きます:
【好意的な顧客がウソをつく理由とは?】

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