漫画喫茶《快活CLUB》が超進化していた「1泊3000円で清潔な空間」「カプセルホテルよりコスパ抜群!」→ビジネスホテル高騰で注目されるワケ

✎ 1 ✎ 2 ✎ 3 ✎ 4 ✎ 5
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小
快活CLUB
10年ぶりにネットカフェを利用した筆者。「鍵付完全個室」で一夜を過ごした(筆者撮影)
この記事の画像を見る(53枚)
現役ウーバー配達員で“肉体派ライター”の佐藤大輝氏があらゆるモノやサービスを検証。机上ではわからない「本気の現場レビュー」を届けます。第5回はネットカフェの「快活CLUB」。

ネットカフェ「快活CLUB素泊まり」驚きの変化

「ネットカフェ難民」が流行語になったのは2007年。当時高校生だった私は、翌々年に大学生になってから「げっ、終電逃しちゃった」といったシーンが多々発生。帰宅困難民として、ネットカフェを頻繁に利用していた。しかし隣の人の音が気になるなど、寝心地がよくないこともあり、始発の時間を今か今かと待ち構えていた思い出がある。

スマホが普及していない時代、ネットと漫画を楽しめるマンガ喫茶は、遊び盛りの若者にとって夢のような空間でもあった。けれど「汚い」「臭い」といった悪いイメージも少なからずあった。

そんな私も社会人となり、スマホを持つようになって以降、ネカフェを利用する機会が激減。10年間以上、一度もご縁がなかったが……。今年のお盆休み、大阪~東京間を「青春18切符」で移動した際、静岡県で終電がなくなった(ちなみに東京駅を15時頃までに出発しないと大阪に到着できない)。

ホテルに宿泊することも考えたが、誰しもご存じの通り、国内のホテル代は高騰している。アパホテルや東横インなど、ビジネスホテルの宿泊で1万円を超えることは近年ザラだ。

10代や20代前半など、体力が無限にあった若い頃なら「朝まで飲食店で過ごす」といった戦略も取れたが、30代中盤にもなると夜は横になって眠りたい……。

次ページ「ネットカフェといったらAOKI」
関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事