村田製作所は売上高の約6割を世界首位の製品が占め、先端品でもボリュームゾーンでも競争力を持つ。この強さは同社の特許動向に顕著に表れている。特許分析を手がけるパテント・リザルト社の調査から見ていこう。
「特許力」は年々上昇
まず注目したいのが、業界の枠を超えて村田の特許の競争力が上昇していることだ。図①は世界全業種を対象に日米欧中で特許を出願した企業を「パテントスコア」でランキング化したものだ。
特許への注目度を偏差値化したのがこのスコアで、認知度や他社への影響力の高さを裏付ける。2024年は首位が中国ファーウェイ、2位が韓国サムスン電子、9位に中国テンセントと、アジア勢の台頭が目立つ。米IT大手の名前も並ぶ。この面々の中で村田は5年ごとに順位を上げ、米GEの次、26位につける。
