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新興国の中央銀行が今、金を大量購入する理由。従来買っていた欧州勢と入れ替わるような動き

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だが、欧州のドイツ、イタリア、フランスは軒並み、基軸通貨の米ドルよりも金の保有率が高い。外貨準備のうちドイツは78%、イタリアは74%、フランスは75%が金。欧州の国々は二度にわたる世界大戦で戦場となり、通貨が紙切れになった経験を持つ。このことが、他国の経済に頼る通貨に比べ、資産価値そのものが価値であり、紙切れにならない金に走らせるのであろうと筆者は考える。

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