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<完全版>2025年最新版「本当に強い大学ランキング」TOP300。教育・研究力、就職力、財務力、国際力を総合評価

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財務力の指標は「総志願者数/入学定員倍率」「経常利益率」「自己努力収入比率」「自己資本比率」で、いずれも数値が高いほど高ポイントになる。

「総志願者数/入学定員倍率」は一般入試に加え、総合型・学校推薦型選抜入試などを含めて算出。「自己努力収入比率」は寄付金や受託研究収益など大学の自助努力で得られた資金の比率。財務データを基に算出する指標は、国公立と私立で異なる計算式を用いてポイントを算出している。

国際力の指標は「外国人学生比率」「海外留学協定校数」「外国人教員比率」の3つ。国際化の進展度や、海外留学の選択肢の幅広さを評価している。いずれも数値が高いほど評価も高い。

各指標の出所や計算方法については、下図に記載している。

では2025年の「本当に強い大学」の結果を見ていこう。

東京大学が不動の1位

1位は東京大学。ランキング開始以来、連続で1位となっている。200億円を超える科研費をはじめ、役員数や外国人学生比率、海外留学協定校数など多くの指標でポイントが高い。

2位は早稲田大学。海外留学協定校数735校で最多、外国人教員比率も高く、国際力で高い数値を示す。入学定員倍率が高い点など評価を押し上げた。

3位の慶應義塾大学は、役員数が1673人でトップ。400社就職率も高かった。

4位は京都大学。科研費が東大に次ぐ額で、それ以外の各指標も高水準だ。

5位は初の国際卓越研究大学選定の東北大学。科研費や就職率、海外留学協定校数などは高水準だ。

6位は大阪大学でバランスよく高評価。ここまでの順位は昨年と同じだった。

7位は豊田工業大学が浮上。学生数は500人程度の小規模校だが、400社就職率がトップなど、ほかの指標でも高い数字を誇る。

以下、8位名古屋大学、9位九州大学、10位北海道大学神戸大学の2校と続く。上位10位内(11校)に国立大8校、私立大3校と国立大優位の図式は変わらない。

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