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「ガンダムが人生の優先順位でいちばん上」という31歳が作り上げた「圧倒的」趣味部屋。夢と現実、葛藤の日々を越え見つけたバランス

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  • 蜂谷 智子 ライター・編集者 編集プロダクションAsuamu主宰
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アニメが終わってしまう寂しさ、続編が出ないもどかしさ──そうした“推しの供給”の断絶が多くのファンを悩ませるなかで、ガンダムは特殊なコンテンツだ。

普段配信をする部屋。隙間なく棚を入れられるように、採寸は厳密にした。ガンダムの配色を基調にしたカラーリング(撮影:今井康一)

「短いスパンで新作が発表されたり、毎月のように新しいプラモデルが発売されたり。むしろ追いつけないくらい」とタカハシさんは笑う。

40年以上にわたり、作品もグッズも途切れることなく供給されるガンダムという存在は、「安心できるベース」として彼の暮らしの根幹にある。

ガンダムなら大人になっても遊んでいられる

ガンダムとの出会いは6歳の頃。スーパーの帰りにガチャガチャで、小さなモビルスーツのフィギュアを手に入れた。名前も世界観もまったく知らなかったが、なぜか心をつかまれたという。

「名前も知らないのに、なんか惹かれたんですよ。デザインも雰囲気も、子ども心に“かっこいい”って思ったんだと思います。その数日後に、父親がふと買ってきたプレイステーションのゲームのなかに、あのフィギュアとまったく同じ機体が登場して『あ、これだ!』ってビビッと来た感じでしたね」

その日から“ガンダムのある日常”が始まった。新しいシリーズが始まれば自然と夢中になり、時代の流行とは関係なく、関心はいつもそこにあった。

(撮影:今井康一)
(撮影:今井康一)
(撮影:今井康一)

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