ちとせが結節点になって最終製品化などで協力してもらえる仲間を増やそうという戦略「MATUSRI」を考案し、それを実行に移し進めてきたわけだ。具体的にはメンバーとテーマを決めた会議を開催し、顧客ニーズの深掘り、さらなるテーマの創出など、サイクルを回しながら最終製品の開発・投入につなげる。

ちとせグループが作成したバイオ製品の共同開発などを目指す一大提携活動「MATUSRI」のイメージ図 (画像:ちとせグループ)
開始当初は20社だったパートナー数は103にまで拡大している。ここには化粧品、石油、自動車などの製造業だけでなく、金融機関や商社などの非製造業も入る。幅広い業種の民間企業のみならず政府機関、自治体、大学・学術機関も入っている。
大阪・関西万博にも製品を展示
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