運よく窓際の席を確保できたので、ビールとともに白金水産の海産物とROCCOMANの餃子を楽しむ。

ビールはサントリーから直々に講習を受けたというスタッフが注いでおり、泡のクリーミーさが素晴らしい。
白金水産の試食セットは、タコキムチやイカの一夜干し、明太子の炙りなど。これだけで何杯も酒が進む。確かに5000円や1万円くらい、すぐに達してしまうかもしれない。合間にROCCOMANの紫蘇餃子を挟むと、口の中をさっぱりさせてくれる。
ここまでは「飲み」のセットだが、軽食やカフェとしてももちろん使える。

例えば、BRISK STANDが提供する「切ったやつ」。文字通りハンバーガーを切って、断面を鉄板で二度焼きしたもので、肉汁を吸ったバンズが独特の食感で面白い。
食後はcoffee mafiaのコーヒーとコヨイノパフェのパフェで締める。
「社食」にもなるフードホール
このリダイン新宿、厳密には「フードホール」だが、一応フードコートの一種。そう思うと、フードコートも遠くまで来たなあと思わせられる。
座席は180ほどと決して多くはないが、非常にぜいたくな空間が広がっている。厨房は基本的にオープンキッチンなので、座席から見られるのもポイントが高い。飲み食いはもちろん、非常にさまざまな楽しみ方ができるフードホールである。
なお、リダイン新宿が位置するのはアドホック新宿ビルの5階で、4階には同じくfavyが運営するコワーキングスペースがあり、階段でつながっている。
コワーキングスペースからリダイン新宿へデリバリーを頼むこともできるし、社食のように昼時などお腹がすいたら移動する、という利用も想定しているという。
これまでこの連載で数々のフードコート/フードホールを扱ってきたが「社食」としても使えるものは初めてである。
24時間営業しかり、サブスクしかり、飲み放題しかり。とにかく斬新すぎるフードホールだが、どのように受け止められるか注目だ。
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