新宿に爆誕、「24時間営業」の“ラグジュアリー”なフードコート。まさかの「飲み放題」で、どんな人がターゲットなのか

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客が飲食を楽しむのはもちろん、飲食店たちにも目を向けた。例えば、モバイルオーダーには大きな工夫を凝らしている。

リダイン新宿は席ごとにQRコードがあり、客はそれを読み取って注文する。単一の店ではなく、リダイン新宿にある店のすべてから注文でき、ここまでは昨今のフードホール/フードコートでは当たり前になりつつあるシステムだ。

そこから一歩踏み込み、リダイン新宿のモバイルオーダーは店舗側から「客が前の注文をしてからどれくらいの時間が経過したのか」「どれくらい滞在しているのか」といったデータをリアルタイムで見られるようにした。

注文が滞っている客がいれば、店員が足を運んで商品のおすすめなどを行い、アップセルを狙える。

全4エリア、日常使いでも客単価は4000円から

さて、そんなサステナブルなフードホールのリダイン新宿は2フロア構成で4つのエリアに分かれている。

まず一つが高層にある「Natural」エリア。ここはゆったりとくつろぎながら、日常使いとして食事をする想定だ、客単価は4000~5000円を見込む。

客単価4000~5000円を狙うNaturalエリア(筆者撮影)

続いて「High」エリアは低層に位置する。吹き抜けの天井と、新宿を見下ろす窓際の席が大きな特徴だ。

Highエリアは吹き抜けが特徴だ(筆者撮影)
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