その扉を見ると、外側の上部に小さな箱が付いていた。これは、荷物の挟み込みを検知するための上下方向の光センサーだ。
「扉自体にも荷物の挟み込みを検知する機能(戸閉連動装置)があるのですが、さらに安全性を高めるため、光センサーとの“2段構え”にしているんです」

1700系の側面。客扉の上には光センサーが設置されている(撮影:伊原薫)
運転台は能勢電仕様
運転台には、このセンサーの表示灯やワンマン運転用の扉開閉スイッチなどを収納した「ワンマン運転操作卓」を設置。運転士は、戸閉連動装置と戸閉センサーの表示灯が2つとも点灯したことを確認して発車させる。

ワンマン運転用の客扉開閉スイッチなどが増設された運転台(撮影:伊原薫)
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