≪猫看板≫が大バズりの日暮里駅、谷根千エリアが“猫の街”になった意外な経緯も
「リニューアル当時、私たちは“ターミナル駅と違い、駅の特色を生かしそれをアピールしなければ、集客に結びつけることは難しいのではないか”と考えておりました。じゃあ、“日暮里駅の特色ってなんだろう”。その際、在籍していた社員が駅周辺を探索して、目に留まったのが谷中銀座周辺にいた猫たちの存在だったのです」
「かくれにゃっぽり」も存在
そもそも日暮里駅は、猫好きだけでなく、休日には鉄道好きの家族も多く訪れるそう。駅の東西を結ぶ跨線橋(こせんきょう)の中ほどには、トレインミュージアムと呼ばれるバルコニーが設置され、新幹線や山手線など多くの列車が走っている様子を楽しめる人気スポットになっている。そこに集う鉄道ファンも、列車とともに駅標を写真に収める姿がよく見られるようになったという。
「最近はご存じの方が少なくなっているかもしれませんが、実は日暮里駅には、“かくれにゃっぽり”がいます。現在は、北口改札周辺を探索していただくと、2匹が隠れていますよ。お近くにお越しの際は、ぜひ、“かくれにゃっぽり”を探してみてください」
と同社。続けて、
「なにかおもしろいことができないか、今まで企画したこともないような新たなイベントや仕掛けができないかなど、日頃から社員を中心に、さまざまなアイデアを練っています。今後の日暮里駅にも、ぜひ注目していただければと」

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