従来のように1行ずつ開発者がコードを書くのではなく、バイブコーディングでは、人間同士が会話するように「こういう感じでWebサイトつくって」と話し言葉でテキストや音声を通じてAIに指示するだけで、AIが即座にコードを書き、デザインも考え、Webサイトやモバイルアプリを作り上げてくれる。
曖昧な指示をしてもAIが汲み取ってくれるので、ノリや雰囲気に任せて自在にソフトウェアを作ることが可能だ。コーディングにおけるAIは、人間の補助的なツールではなく、共同開発者の役割を担う。
実際に最新のAIモデルは人間のトップレベルのプログラマーに匹敵すると評価されており、気づけばコードを書くのは人間ではなくAIになりつつある。スタートアップ育成で知られるY Combinator(Yコンビネーター)によると、2025年現在、同プログラムに参加する企業のうち4社に1社が、95%以上のコードをAIで生成している。
成長する「バイブコーディング」提供のスタートアップ
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