「会社の看板なしで稼ぐ方法がわからない...」副業を始めた会社員の99%が、まず3000円を稼げずに挫折する理由

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戦略③「身の回り最適化」収益術

最も即効性があるのが、不要品の販売です。メルカリで適当に出品するのではなく、少しだけ「戦略的」にやってみましょう。

スーツ用品、ビジネスバッグ、資格試験の参考書、セミナーでもらったノベルティ、転勤で不要になった家電など、メルカリでは何でも簡単に売れますが、ビジネス化するには再現性のある法則、得意なやり方を見つける必要があります。

たとえば、敢えて「季節商品」を狙って出品すること。これからの季節で言えば、7月はボーナス時期で夏物家電(扇風機・除湿機)や旅行グッズが売れ、8月はお盆帰省で手土産用の地方限定品が動きます。

写真撮影のコツ、商品説明の書き方価格設定の方法を覚えれば、月5~10品の出品で3000円突破は確実です。

3000円突破が人生を変える瞬間

3000円を稼げた瞬間、多くの人に共通する変化が起こります。

「自分でも稼げる」という自信が芽生え、「会社以外の収入源」という選択肢が見えてきます。何より、「もっと稼ぎたい」という意欲が湧いてくるでしょう。

この段階で初めて、将来の独立準備が意味を持ちます。3000円という小さな成功体験が、月30万円への道筋を照らす「最初の灯火」となるのです。

焦る必要はありません。大きな目標の前に、まずは3000円を突破する。この一歩こそが、成功への最短ルートです。

新井 一 起業18フォーラム代表

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あらい はじめ / Hajime Arai

延べ6万人の起業したい会社員と向き合ってきた「起業のプロ」。1973年生まれ。会社員のまま始める起業準備サロン「起業18フォーラム」主宰のほか、起業家向けマーケティング支援などを行う。「人生を変えたい」と願う会社員をはじめ、自立を目指す主婦やニート、フリーター、落ちこぼれなど、起業とは程遠いと思われがちな人材を一発逆転させてきた。著書に『起業神100則』(総合法令出版)、『会社で働きながら6カ月で起業する』(ダイヤモンド社) など多数。

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