「会社の看板なしで稼ぐ方法がわからない...」副業を始めた会社員の99%が、まず3000円を稼げずに挫折する理由
私自身、会社員時代に起業準備を始めましたが、最初の3000円を稼ぐまでに約3カ月を要しました。しかし、この小さな3000円を突破した瞬間から世界が変わりました。まるでRPGゲームでレベルアップしたかのように、次の展開が始まったのです。
結論、稼げる人になれるかは、「3000円の壁」の突破で決まります。
優秀な会社員が3000円を稼げない3つの理由
過去25年間で延べ60000人の会社員の挑戦を支援してきましたが、実は、年収が高い会社員ほど初動を間違えてしまい、最初の1円を稼ぐことができないことがわかっています。
年収800万円を超えてくるとその傾向はさらにはっきりと現れ、その原因としてもっとも強く感じるのは、「会社員としての成功体験」です。日頃、難しいプロジェクト、多人数で大きな案件に接している優秀な会社員ほど、以下の3つの罠にはまりやすいのです。
優秀な人ほど、仕事で成果、綿密さ、完璧さを評価されてきた経験があります。この成功体験が「自力で稼ぐ」には足枷となります。
たとえば、ブログを始めようとしたエリート会社員のAさんは、4カ月もWordPressの勉強をしていましたが、記事は1本も書いていませんでした。一方で、大学生のBさんは、初日にnoteアカウントを開設し、思いつくままに3記事を投稿。翌週には有料記事の執筆をはじめ、1カ月後に初売り上げ3200円を達成しました。
「準備を整える」というのは企業内では正解であることが多いですが、自分でやる場合は「始めながら学ぶ」が正解なのです。
また、雇用されている立場であればどうしても、「働く=お金がもらえる」という感覚が身につきます。「働いた時間分、報酬がなければ意味がない」と考えてしまうのです。
しかし、この思考は「致命的」な間違いです。自分で稼ごうと思うなら、何時間頑張ろうが、寝ていようが、売れなければ1円にもなりません。特に最初は経験もないわけで、時給換算すれば100円以下になることも珍しくありません。
また、報酬面だけでなく、売れるようになるまでは、「世間から相手にされない」環境でもあります。承認欲求が強い人にはつらい時間が続くことになります。
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