
ちなみに本稿で触れた「上半身の厚み」について補足しますと、これは女性ファッション誌で見かける骨格診断に由来します。ここでは分かりやすく伝えるため、ポロシャツ着用時に「胸部の凹凸が目立ちやすい」体型の方という認識でOKです。私も含め、このタイプは「タックインより、裾を出した着こなし」が似合うことも併せてお伝えします。
ポロシャツ丈詰めを必要とする「具体的基準の目安」
これまでポロシャツのNG印象といえば、「長すぎる丈がだらしない」など、サイズ感に関わるテーマが中心だったように記憶しています。ところがクールビズ解禁から20年が経ち、ポロシャツ生地のバリエーション増加からも、今回は生地感にフォーカスできました。
もちろんタックインしない着こなしは、今なお「長すぎる丈感はNG」ですので、スラックスのポケットが完全に隠れてしまうものは、お直し屋さんで丈詰めしてください。
そして「上半身に厚みがある方は、タックインせず、ポンチ生地のようにハリ感あるポロシャツ」を探してみてください。また「上半身に厚みがない方は、タックインもしくは裾にリブが付いたニットタイプ」を試着してみてください。
自身の体形から「生地感」や「着こなし」を探ってみることが、信頼される「大人の装い」としてポロシャツを格上げするコツだと考えています。
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