
「色は合っているのに、ポロシャツ姿がパッとしない」——そんな悩みを耳にします。近年は紳士服量販店でもビジネス用ポロシャツが並ぶため「カジュアルすぎてNG」というケースは見かけませんし、ユニクロのポロシャツも、ものによってはオフィスに十分通用するドレス感です。
にもかかわらずポロシャツ姿がパッとしないのは、「生地感」や「着こなし」の盲点を、言語化しづらいことが関係しています。
体形次第でポロシャツの最適解は変わりますが、その判断基準は「ワイシャツ選び」とは大きく異なります。ユニクロ製品などを例にオフィスで信頼される「大人の装い」にポロシャツを格上げするコツをお届けします。
上半身の厚みでポロシャツの選び方が変わる
ポロシャツは「鹿の子」生地が主流ですが、その柔らかさゆえボディーラインを拾いやすい傾向があります。とくに上半身に厚みがある方ほど「お腹や胸まわりが目立ってしまう」のです。
鍛えあげた筋肉が目立つ分には印象としてプラスですが、加齢による上半身のたるみが目立つとイメージダウンにつながりかねません。これはワイシャツでは意識されない視点です。
一方、上半身に厚みがない人でも油断は禁物です。やせ型の体形では生地が余って泳ぎやすく、「だらしなく見える」リスクを抱えます。
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