1日で4000万円損失の元プロポーカープレイヤーが自分を立て直すときに使った《心を整える最強ワザ》。「わかっていても、できない」の対処法

鎖骨下以外にも、タッピングに適しているツボはいくつか存在します。代表的なのは次の箇所です。
MET療法では主に鎖骨下のツボを人さし指と親指で刺激します。ただ、臨床的にはどのツボを使ってもあまり効果に差がないことがわかってきています。そのため、人目がある場所では、片手で親指の爪の付け根や手の甲にあるツボを押すのも効果的で、おすすめです。
タッピングで感情を感じきり理性を取り戻す
タッピングを行いながら、出てきた感情をしっかり感じていきます。どんなに恥ずかしい感情や、「おかしい」と思われそうな感情でも、それを否定せずにそのまま受け入れてみてください。このステップを飛ばしてしまうと、感情を解放することができません。
「自分はどんな感情を抱えていたのか?」という問いを自分自身に投げかけてみてください。例えば、「私はこんなにも『クビになるのが怖い』『無能だと思われたくない』と感じていたんだ!」と気づくことが重要です。
このケースでは、自分が囚われている感情は「上司に反抗してクビになったら人生終わりだ」という恐怖です。この恐怖が、大きなストレスになって、扁桃体を過剰に反応させているのです。
そして恐怖を感じたくないあまり逃避行動に走ってしまっているのです。この「恐怖」という感情に気づいたら、その感情を感じきるまでタッピングを続けます。
ここで、タッピングを続けていくと2つの状態のどちらかになります。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら