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一方、住信SBIがどれほど稼ごうと、SBIHDには持ち分である約3分の1の利益しかもたらされない。少数株主が存在する手前、SBIHDに傾斜した戦略も採りにくい。こうして新生銀はSBIHDの銀行部門の顔になっていった。
SBIグループには「金が足りない」(SBIHDの北尾吉孝会長兼社長)事情もあった。新生銀が抱える2300億円もの公的資金の返済や企業買収はもちろん、住信SBIにも資金を投じる必要に迫られていた。住信SBIの自己資本比率は3月末時点で7.13%。積み上がった住宅ローンが資本を圧迫しており、早晩増資が必要になっていた。
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