朝食にグラノーラを食べる人はなぜ痩せないのか?日本人の体質的に糖質オフより脂質オフのほうがダイエットに有効な理由

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さらにダイエットに関するもうひとつの問題が、いわゆる「足し算思考」だ。

課題を前にしたとき、現状に新たな対処法を追加して解決を図ろうとする考え方。

私たちはつい「足すこと」ばかりを考えがちだが、「やること」が増えれば手間と労力も増えるので、結局はうまくいかなかったりもする。

そもそも使える時間は限られているのだから、なにかを「増やす」ことには限界があるのだ。

行き詰まってるな、とか、いっぱいいっぱいだと感じたら、肩の力を抜いて、物事の優先順位をつける潮どきです。
無駄を省き、重要なものにだけ集中することで、あっさり問題が解決することがあるからです。
これが「引き算思考」で、ダイエットにおいても、本当にやめるべきNGをみきわめて、確実につぶしていくことが大切です。(「まえがき」より)

つまり「これをやめれば痩せられる」とは、引き算思考を言い表したタイトルなのである。

しかもページをめくってみれば、第1章「何を食べるか」で明かされている“毎日食べる主食とNG習慣”からしてすでに驚きの連続である。

常識であると信じてきたことの多くが、ことごとく覆されているからだ。

そのなかから、さっそくNG習慣をご紹介しよう。

朝食をグラノーラですませる NGレベル5

麦、米、トウモロコシなどの穀物にナッツやドライフルーツをまぜたグラノーラは、いかにも健康的なシリアル。

そのため毎日食べているという方も少なくないだろう(かくいう私もそのひとりだ)。

ダイエット効果があるなら願ったり叶ったりだが、実際のところはどうなのか?

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