デフォルト設定では勿体ない。iPhone 15 Proから搭載されたアクションボタンは12の機能を割り当て可能

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

アクションボタンはカスタマイズできるので、『セルフィー』『ビデオ』『ポートレート』『ポートレートセルフィー』などの機能を割り当てることができる。たとえば自撮りする機会の多い人なら、ワンボタンでセルフィーを起動できるのは便利。さらに、アクションボタンがシャッターとして機能するので、もう一回押し込むことで、写真を撮ることができる。

カメラコントロールボタンは、このような機能の割り当てはできないので、カメラコントロールボタンのある機種でも、これらの機能を頻繁に使うならアクションボタンを活用するのもアリかもしれない。

実際に便利なボイスメモと翻訳

筆者は普段ボイスメモを割り当てている。

仕事柄、人の話をすぐに録音しなければならないシチュエーションは多い。ボタンひとつで録音を開始できるのは便利。Apple Watchのコンプリケーションにも録音ボタンを設定しているが、Apple WatchよりもiPhoneの方が音がいい。ただ、iPhoneをポケットから出しにくいようなシチュエーションでもさりげなく録音をスタートできるのはApple Watchの方だ。

ボイスメモを割り当てて、長押しすればすぐに録音スタート(筆者撮影)

人との会話だけでなく、散歩や運転中に記事のアイデアを思いつくことは多い。そんなときにワンアクションで録音を開始できるというのは、筆者にとっては非常に使い勝手がよいのだ。

海外に行くときは翻訳機能を設定しておくといいだろう。

アクションボタンを押して話すと、すぐに音声と文字表示の両方で翻訳文を提供してくれる。次に海外に行くときには活用しようと思っている。翻訳される言語は、純正の翻訳アプリの設定に準じる。2025年5月現在で21の言語に対応しているので、かなり対応範囲は広い。

次ページはこちら
関連記事
トピックボードAD
ビジネスの人気記事