「16歳で飲酒強要」「混浴も強いられそうに…」と告白して大バッシングされた元舞妓。25歳の現在、彼女が語る"本音"

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「母は当時ファッション雑誌の『CanCam』が好きだったんですよ。私が『この雑誌の写真かっこいいな』って言ったら、『じゃあモデルの事務所を受けてみたら』って勧められました」

元舞妓という少し変わった前職を持つ桐貴清羽さん(25)。現在はフリーライターなどを生業とするフリーランスとして活動している(筆者撮影)

勧められるままに応募して大阪のタレント事務所に所属することになった。

モデル仕事よりも舞台やミュージカル、CM仕事が多かった。

「キッズタレントとしての活動は楽しかったですね。仕事もレッスンも。それで学校のイジメとか気にならなくなりました」

順調に大阪で活動していると、

「東京で仕事をしないか?」

と東京の芸能事務所から声がかかった。

「小4か小5の頃に上京しました。ただそこで、とんでもない事件が起きてしまいました」

被害にあい、1年ほど芸能活動を休むことに

ある日、桐貴さんは社長から「撮影をするから」と言われてオフィスに入った。桐貴さんが部屋に入ると、室内には誰もいなかった。

不穏な空気を感じた。

「小学生ながらに『これはヤバい!』って直感で思いました。『お母さんに電話したい』と言って部屋から出ると廊下でキスされました。事務所は9階にあったんですけど、エレベーターだと追いつかれると思って、非常階段を走って1階まで駆け降りました」

桐貴さんは、とにかく一階の飲食店に駆け込んだ。そのお店はたまたま、警察関係者がよく来るお店だったため、事情を話すとすぐに通報してくれた。

その後、社長は逮捕されたという。

「その人、たくさんの子に手を出していたらしいです。モデルや女優志望の子たちからたくさんの被害届が出ていたらしいです。結局社長は5年くらい刑務所に入ったそうです。私は本当に怖くて、1年くらい芸能活動を休みました」

その後、桐貴さんのお姉さんに誘われて、地下アイドルのバックダンサーを始めた。その後、ご当地アイドル、舞台など再び芸能活動を始める。

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