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”ウォーターフロント”がブームだった80年代
昭和の末、バブル経済がまだ崩壊していなかった1980年代後半の東京湾岸は、“ウォーターフロント”ブームの真っ只中にあった。
東京では、1987年にレインボーブリッジが着工(開通は93年)。同時期には、神奈川県横浜や千葉県浦安、幕張などでも大規模な湾岸開発が進んだ。
この背景には、世界的な“ウォーターフロント開発”ブームがある。当時、ニューヨークを取り囲む河川や港湾、ロンドンの港湾地区であるドックランズなどで、老朽化した港湾施設を撤去し新たな埋め立て工事や再開発を行い、水辺空間の魅力を高める動きが盛んだった。
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