「米国株一辺倒じゃない!」気鋭の投資家が注目する高いリターンを狙える鉄板15銘柄とは? オランダ、台湾、南米、日本…どれに投資する?

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【銘柄名】ユニ・チャーム

【コード】8113

【概略】ベビーケア用品、高齢者ケア用品、ホームケア用品、ペット用品など幅広い層にバランスよく商品を展開する。不織布・吸収体の加工・成形技術を製品にした紙おむつなどのパーソナルケア事業は、アジア市場で1位のポジションだ。売上高の65%以上を海外で稼ぐ。2030年までに、「不織布・吸収体ビジネスで市場シェア世界No.1を獲得」する目標を掲げる。また、売上高を2023年度比で約1.6倍にすると公表している。

国内の安定成長と海外の積極的成長

【銘柄名】積水ハウス

【コード】1928

【概略】戸建住宅、賃貸住宅、分譲地の開発、リフォーム、国際事業などを行う世界有数の住宅メーカーである。国内の安定成長と海外の積極的成長を掲げる。売上高の8割を国内事業が占める。成長戦略として、国内事業では2020年からマリオット・インターナショナルとともに、道の駅を拠点に地方創生事業を展開する。海外事業では、2024年度上期に米国MDC社を買収した。

【銘柄名】東京海上ホールディングス

【コード】8766

【概略】日本最大手の損保グループである。2002年に東京海上と日動火災が共同持株会社を設立し、2008年から現社名となった。英国では4位、タイでも4位、南アフリカでは2位と、世界で稼げる企業であり、利益の半分以上を海外事業が占める。損害保険料収入に関しては、保険の普及率が低く、人口が増加傾向にある新興市場では、経済成長を上回る成長をしている。先進国では安定的かつ高い収益性を実現する。

《高配当株》

【銘柄名】INPEX

【コード】1605

【概略】日本最大の石油と天然ガス開発企業である。2008年に3社が合併して誕生、2021年に現社名となった。探鉱・開発・生産プロジェクトを世界約20カ国で展開。現在は、LNGへの投資を増やす。業績や株価は、原油価格に正相関する傾向があり、原油価格が大きく下落したときが投資のタイミングといえよう。

【銘柄名】小松製作所(コマツ)

【コード】6301

【概略】建設機械メーカーで世界2位(1位は米国のキャタピラー)。油圧ショベル、ハイブリッドショベル、ブルドーザー、ホイールローダー、ダンプトラック、破砕機などを製造する。売上高の9割ほどを海外で稼ぐ。建設機械の情報を遠隔で確認するためのシステム「Komtrax」など、付加価値をつけるソリューションサービスも提供する。ゲーム機のコントローラーのようなデバイスで操作できる、フル電動ミニショベルも開発した。世界初の無人ダンプトラック運行システムの商用導入にも成功した。技術力に定評がある。

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