ただ「読む」だけではもったいない…医師が推奨! 新聞を「話す」「書く」という【新習慣】の驚きの効果
集中しなければ描けませんし、自分の心を画用紙にぶつけるので、心のモヤモヤも発散できます。しかも、何度も描いているうちに必ず上達します。以前よりも上手に描けるようになるとうれしいですし、家族や友だちに絵をほめられるとさらにうれしい。
ほめられた成功体験は自信につながります。「もっと上手になろう」という意欲もわいてきます。
このように、脳をバランスよく使うため、絵を描くことは認知機能の維持や予防にいいと考えられています。実際、アートを通じて高齢者の社会参加や健康促進をはかる取り組みは、官民ともに盛んに行われています。
ポイントは「新聞」と「絵」を関連づけること
しかし、絵を描くだけでは高い脳活効果は期待できません。そこで新聞と絵を関連づけてみましょう。新聞記事を読んで、記事からイメージした絵を描くのです。
人は文章を読むときに左脳を使い、絵を描くときには右脳を使います。記事を絵にする際は、左脳で得た情報を右脳に移すので、両方が活発にはたらきます。
描くのは、どんな絵でもかまいません。たとえば、『東京で桜が開花』という記事であれば、桜だけを描いてもいいし、桜のある風景でも、お花見をしている人でも、桜まんじゅうの絵でもいい。どんな絵でもけっこうです。
記事を読んで、どんな絵を描くかを考えるときは基礎思考力を使います。そして絵を描くときは注意力を使います。
下手でもかまいません。イメージして、描くことに意味があります。鉛筆でもペンでも筆でも、黒一色でも色をつけても、あなたがやりやすくて続けやすい方法で試してみてください。
これを毎日続けていると、絵日記ならぬ、絵新聞が完成します。絵新聞で過去を振り返ったとき、「こんな出来事があったな」と思い出すことができます。自分の絵が日に日に上達していることにも気づくと思いますよ。
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