「大阪モノレール延伸」実際どれだけ進んでいるか 開業後は「6社10路線」をつなぐ一大バイパスに

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工事が最も進んでいる桑才新町工区では、鋼製の軌道桁がすでに支柱の上に設置されるなど、日に日に景色が変化。瓜生堂駅の北側には長さ750m、幅25mの細長い敷地に車両基地も設置されることになっていて、周辺の歩道や近鉄奈良線の車窓から工事の様子を見ることができる。

瓜生堂駅(仮称)付近の工事の様子。奥に近鉄奈良線が見える(撮影:伊原薫)
【図と写真をすべて見る】大阪モノレールの現在の終点、門真市から南へ瓜生堂(仮称)まで延伸する工事はどこまで進んでいるのか。瓜生堂では近鉄奈良線と乗り換えができるようになる予定で、駅に隣接して車両基地も設けられる

開業予定は2033年ごろに

当初は2029年の開業を予定していたが、一部エリアの地盤が想定よりも軟弱であり、駅舎の基礎工法の変更が必要となったことなどから、現在は2033年度の開業を予定。その暁には、6社10路線を結ぶ一大バイパス路線へと変貌を遂げる。一日も早い延伸開業に期待したい。

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伊原 薫 鉄道ライター

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いはら かおる / Kaoru Ihara

大阪府生まれ。京都大学交通政策研究ユニット・都市交通政策技術者。大阪在住の鉄道ライターとして、鉄道雑誌やWebなどで幅広く執筆するほか、講演やテレビ出演・監修なども行う。

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