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「牛・豚・鶏」から「馬肉」「鹿肉」まで…「たんぱく質」を摂取するのに"ベストな肉はどれか"を徹底比較

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  • 川端 理香 管理栄養士、元日本オリンピック委員会強化スタッフ
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L-カルニチンは、脂肪酸をエネルギーに変換する際に重要な役割を果たす天然のアミノ酸由来の化合物です。主に肝臓や腎臓で生成され、ミトコンドリアに脂肪酸を運びエネルギーに変えることで、体脂肪燃焼に役立つのです。なお、L-カルニチンは体内でも作ることができますが(約20mg)、個人差があるので、気になる方はぜひ羊肉を食べましょう。

なお、ラムは生後1年未満の肉、マトンは生後1年以上の肉のことをさします。

たんぱく質の隠れた実力派、「馬」「鹿」にも注目

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馬肉や鹿肉はなじみのない方もいるかもしれません。逆に名物だったりジビエでよく目にしている方となじみのない方、極端に分かれる肉ではないでしょうか。馬肉は別名、桜肉ともいわれていて、馬刺しや桜鍋として食べられています。

馬肉はたんぱく質が多くとれますが、鉄が多いことが特徴です。このあたりは牛肉に似ています。さらにグリコーゲン量が多いので、肉には独特の甘みがあります。

鹿肉は種類によるものの、高たんぱく質、低脂質で鉄が多いことが特徴です。なお鹿肉は紅葉(もみじ)肉ともいわれます。

先ほど馬肉は桜肉と紹介しましたが、鶏肉はかしわ、猪はぼたんといわれます。肉の別名はなじみがないと覚えるのが大変かもしれませんが、これら肉の別名は江戸時代につけられたといわれています。

「生類憐みの令」といってそれまで食用とされていた動物を殺すことが禁止されたのですが、肉に花の名前をつけて、「これは肉ではない、植物だ」と認識を変えた歴史が今も残っているようです。

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