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「なぜそんなに悩むのだろう」…いつまでも答えが出せない人は、じつは何も"考えてない"といえる根拠

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  • 小川 仁志 哲学者、山口大学国際総合科学部教授

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いつまでも「悩んで」いる人は、じつは何も「考えて」いないという(写真:mits/PIXTA)
いくつかの選択肢を前に「どれが正解か」と悩み続けてしまい、いつまで待っても答えが出ない――。そんな上司がみなさんの職場にもいませんか? 哲学者の小川仁志氏によれば、こうした人には「哲学を使った選択思考」が欠けているそうです。
本稿では、そんな小川氏が指摘する「悩む」と「考える」の本質的な違いについて、同氏の『悩まず、いい選択ができる人の頭の使い方』から一部を抜粋・編集する形で解説します。

「悩む」と「考える」の本質的な違い

みなさんは、「悩む」と「考える」の違いは何だと思いますか?

「悩む」とは、何か問題に直面したとき、「ああでもないこうでもない」と同じ思考をぐるぐる循環させながらも答えが出ない状態、堂々巡りに陥っている状態です。

「考える」とは、「答えが出る」という前提に立ち、前向きな気持ちで「悩む」状態から抜け出そうとする行為です。

たとえば、あなたが上司との関係がうまくいかず、転職したいと思っているとします。

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【給与面や仕事の内容には不満はない】

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