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キャリア・教育 #放課後時間の使い方

「親離れができなかった男の子」が”仲間”と川遊びやスイカ割りを楽しめるようになった理由――遊びで育まれる子どもの適応力

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  • 島根 太郎 (株)東急キッズベースキャンプ 代表取締役社長 (一社)キッズコーチ協会 代表理事
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台風が近づく大雨の中でのキャンプも忘れられません。

スコップで必死に排水溝を掘り、雨風をしのぐ工夫を重ねる。今なら絶対にやらないでしょうが、これも貴重な経験になっています。

こうした体験を通じて身についたのは、自然を読む力です。

GPSなしでも、地図とコンパスがあれば山を歩ける。太陽の位置と地図の等高線、山の稜線を見て、自分の位置を把握する。ときには道に迷っても、おかしいと気づいて軌道修正できる。この経験は、自分の息子を山に連れて行ったときにも活きました。

少しの擦り傷が次への学びになる

こうした外遊びの価値は、机に向かっていては学べない「生きる力」を育むことにあります。

『子どもの人生が変わる放課後時間の使い方』(講談社+α新書)。書影をクリックするとアマゾンのサイトにジャンプします

転ばないと、ぎりぎりのバランス感覚は身につきません。やぶをくぐって少し擦り傷を作っても、それが次への学びになる。つまずきそうな切り株を避ける方法を覚え、滑りやすい斜面での歩き方を工夫する。子どもたちは生き物が大好きで、虫や小動物、鳥との出会いを通じて、自然への理解を深めていきます。

もちろん、大きなけがにつながるリスクは徹底的に管理するべきでしょう。

でも、けがが怖いからといって、小さな失敗や挑戦の機会まで奪ってしまっては、子どもたちの成長の芽を摘んでしまうことになります。

大切なのは、保護者の関心と理解です。「家でテレビを見ていれば静かでいい」と思ってしまうと、子どもたちは貴重な体験の機会を失ってしまいます。

だからこそ私たちは、日常的な外遊びを重視しています。都会の中の小さな自然でも、子どもたちの五感を刺激し、想像力を育み、生きる力を養ってくれるのです。

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