お店では買えないサクフワ食感がヤミツキに!「昭和レトロなドロップドーナツ」を自宅で作るワザ

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油をくぐらせたティースプーンで生地をすくい、もう1本のティースプーンで生地を油に落としていく。今回はフライパンを使っていますが、丸い形にしたければ揚げ鍋などを使い、油の量を増やすと上手にできるでしょう。

生地を油に落とす(Drop)ことから、この名前がつきました

生地を転がしながら全体がおいしそうに色づくまで揚げていきます。全体的に形が整ったら、火を強めて色付けするように揚げるといいでしょう。

形がそろっていなくても気にしないのがいちばんです

自宅で手作りする醍醐味は?

生地を油に落としていくので、尻尾みたいな部分ができますが、ここがカリカリでおいしいところ。オプションですが、熱いうちに表面にグラニュー糖をまぶせば出来上がり。

揚げたてがおいしいドーナツです

濃い目に入れたコーヒーなどと一緒にどうぞ。市販のドーナツには生地に油脂が配合されています。油脂はグルテンをしなやかにして、生地を緩くし、舌触りをよくするほか、油脂がデンプン分子の周りにあることで水を吸収しにくくなるので、しっとり感が保たれるからです。しかし、揚げたてを食べる手作りであれば油脂は不要。シンプルな配合こそ、家で手作りする醍醐味です。

樋口 直哉 作家・料理家

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ひぐち・なおや / Naoya Higuchi

1981年東京都生まれ。服部栄養専門学校卒業。2005年『さよなら アメリカ』で第48回群像新人文学賞を受賞しデビュー。著書に小説『スープの国のお姫様』(小学館)、ノンフィクション『おいしいものには理由がある』(角川書店)、『新しい料理の教科書』(マガジンハウス)、『最高のおにぎりの作り方』(KADOKAWA)などがある。

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