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「年収の壁」改正、どうすれば手取りを増やせる?「壁」の本質を明らかにし、個人への影響を探る

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(イラスト:関 祐子)
税金や社会保険料の負担が年々大きくなり、その分、私たちの手取りは減っている。本特集では税や社会保険の仕組みを徹底解説。手取りを増やすヒントをお届けする。

「本当の壁」と「見せかけの壁」

いわゆる「年収の壁」は6種類ある。税や社会保険料などの負担が追加的に生じる、収入の基準額である。ただしこれらには、就業調整を意識する必要のある「本当の壁」と、その必要のない「見せかけの壁」の2種類があり、区別すべきだ。

壁を超えた際に増える負担が、壁を超えて得た収入の範囲内であるものは「見せかけの壁」。その収入以下に就業調整をする必要はない。意識すべきは壁を超えて得た収入を上回る負担が発生し「手取りの逆転」が生じる「本当の壁」だ。

本来、手取りの逆転が生じないなら、その収入以下に就業調整をする動機はないはずだ。しかし、「103万円の壁」は、手取りの逆転が生じるものと生じないものが混在しているため、誤解が多い。

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