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大阪・関西万博の目玉「未来の都市」パビリオンを体験 水中工事や変形農業ロボットなど、迫りくる近未来の姿とは?

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  • 石井 徹 モバイル・ITライター
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居住空間となるキャビンに乗ったまま、それぞれの乗り物を乗り換えて移動できるイメージだ(川崎重工業提供)

現在の公共交通では、高齢者や車椅子利用者、子ども連れ、ペット連れなど、移動が不便に感じられるケースが多い。ALICE SYSTEMはそうした人々の多様なニーズに応え、誰もがストレスなく移動できる未来を目指しているという。

展示模型には、乗客の座席横にロボットアームを配置し、実際にワイングラスへドリンクを注ぐデモまで備わっている。移動時間がただの移動ではなく、有意義な時間に変わることを示す仕掛けだ。まだコンセプト段階とはいえ、川崎重工業が描く近未来の移動体験が凝縮されたモデルと言える。

キャビン内部ではロボットアームが飲み物を注いでくれるおもてなしも(筆者撮影)

青木あすなろ建設・コマツ:「未来の水中工事」

青木あすなろ建設と小松製作所(コマツ)は、1970年の大阪万博に出展された水陸両用ブルドーザーの進化形である「水中施工ロボット」のコンセプト機を展示している。自然災害の激甚化や人手不足、少子高齢化などの社会課題に向けたソリューションとして開発が進められている。

この水中施工ロボットは、自動制御システムや電動駆動を備え、熟練したオペレーターがいなくてもオフィスなど離れた場所から遠隔操作が可能になっている。バッテリーによる無人走行が可能で、通信が届く範囲内なら水深50mまで作業できる計画だ。開発は2023年にスタートし、すでに試作機の実証実験も行われている段階とのこと。

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