いま日本人学生の留学先として注目を集める「台湾留学」、半導体産業との連携などその「多大なるメリット」
そのほか、Taiwan Scholarshipという台湾政府が提供する奨学金などもあり、詳細は大学の奨学金のページから確認ができます。
半導体産業との連携
注目すべきは、半導体産業との連携です。TSMCやMediaTekといった世界的な大企業との協力体制のもと、実践的な教育が受けられる環境が整っています。例えば、Semiconductor Talent Incubation Program(半導体人材育成プログラム)では、半導体技術の基礎から応用までを学び、TSMCやMediaTekなどの企業でのインターンシップ機会を提供。
Global Undergraduate Program in Semiconductors(半導体国際学士プログラム)では、半導体技術を学び、グローバルなキャリアを目指す学生向けの学士課程など手厚い内容です。
国際担当副学長で光電子学研究科・電気工学科の特聘教授でもあるJiun-Haw Lee氏は半導体産業との連携についてこのように説明しました。
「NTUにはTSMC、MediaTek、NVIDIAなどの研究センターがあり、企業の技術課題を大学の研究で解決する取り組みを進めています。また、企業は大学に対して奨学金や研究費の提供を行い、特定のコースを履修した学生には優先的に採用の機会を与えています。例えば、TSMCはIC製造関連の7〜10の重要なコースを指定し、これらを履修した学生は採用時に高い優先度を持ち、給与面でも有利になる仕組みを導入しています」

台湾の大学を実際に訪問して、産業界との結びつきが強く、卒業後のキャリアにつながる教育を重視していると感じました。
特に半導体・IT分野では、世界的な企業と連携し、実践的な学びが得られる環境が整っています。
日本人留学生にとって、学費の安さや奨学金制度の充実、さらには台湾企業や国際企業への就職のチャンスが多い点も魅力的です。
今後、グローバルな視点での就職を考える学生にとって、台湾の大学は大きな選択肢となるでしょう。
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