iPad Air(M3)は迷ったら買うべき中核モデル コスパ高く万能、Apple Intelligenceにも対応

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もちろん、ビジネス用途でヘビーに使う場合や、動画編集を行ったりする場合にもiPad Proがお勧めだ。ただし、為替の影響もあって、現在のiPad Proは安価ではない。11インチの一番安いモデルでも16万8800円。13インチモデルで、セルラーの1TBにして、Apple Pencil ProやMagic Keyboardを一緒に買うと40万~50万円になる。文字通り、仕事に使うプロでないと、購入は難しい価格だ。

手帳代わりに使うなら、片手で持てるコンパクトなiPad miniがお勧めだ。最新モデルはA17 Proチップを搭載でApple Intelligenceに対応する。このiPad miniだけは専用のキーボードは存在しないが、社外品のBluetoothキーボードを使うこともできる。Apple Pencil Proにも対応。書籍を読んだり、メモをしたりするのに最適なサイズ感だ。

子供の学習用に使う、マンガを読んだり、動画を見たりするのに使うだけだから、高い性能は要らない……というならスタンダードのiPad(A16)でもいいだろう。一番安価なWi-Fiモデルの128GBモデルが5万8800円で手に入る。

そもそも、最初のiPadが9.7インチで始まっており、エッジtoエッジのスクリーンになってディスプレイは11インチクラスがスタンダードになったが、それより少し小さいiPad mini(8.3インチ)と、iPad Pro/Airの13インチと、iPadの商品コンセプトは登場以来14年間、少しもブレていないことがわかる。

M3搭載だから、パフォーマンスは十二分

そんな中、一番中庸を行くスタンダードモデルでありながら、十二分な性能を持っているのがiPad Air(M3)だ。

iPad
今回試用したiPad Air(M3)の13インチモデル。2,732 x 2,048ピクセルの広大なディスプレイを持つが、重さはわずか617g(Wi-Fi+セルラーモデル)だ(写真:筆者撮影)

小さい方の11インチモデルは、伝統の王道をいくサイズで、ディスプレイもLiquid Retinaディスプレイで十分に美しく、Magic KeyboardやApple Pencil Proなどの周辺機器も充実している。それでいて、価格は128GBモデルで9万8800円とぎりぎり10万円を切る。

ちなみに、今回のテスト機は13インチ、1TBのセルラーモデルで24万2800円。安いとはいえないが、iPad Proに比べればリーズナブルだ。

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