配信サービス「スポーツ中継」を巡る熾烈な戦い U-NEXTやアマプラは配信を強化する一方で…

Amazonプライム(プライム・ビデオ)による井上尚弥選手のボクシング・タイトルマッチや、日本がワールドチャンピオンになった「2023 WBC」のライブ配信により、すっかり一般的になった配信サービスによるスポーツ中継。2月24日の那須川天心選手のボクシング中継も大きく注目されたなか、2025年はさらなるスポーツ強化の流れがある。
アメリカのメディアでは、Amazonプライムが映画やドラマなどのエンターテインメントコンテンツからスポーツ中継へ予算を振り替えていることが伝えられているが、この先の花形コンテンツはスポーツ中継になっていくのかもしれない。
日本の動画配信シーンを見ても、スポーツのライブ配信は活況を呈しているが、すでにAmazonプライムとU-NEXTは次の一手に動き出している。この先、スポーツコンテンツ争奪戦は熾烈化していきそうだ。一方、Netflixとディズニープラスの配信二大巨頭は、北米では動き始めたものの、日本では出遅れている。
AmazonプライムはNBAやMLB配信
日本におけるスポーツ中継の先駆け的な存在のAmazonプライムは、2022年の村田諒太選手とゲンナジー・ゴロフキン選手のWBA・IBF世界ミドル級王座統一戦からスポーツライブ中継をスタート。
日本がワールドチャンピオンになった「2023 WBC」から、昨年の井上尚弥選手とルイス・ネリ選手の4団体王座統一戦と歴代最高視聴者数を更新し、那須川天心選手が前WBO世界バンタム級王者のジェーソン・モロニーと対戦する2月24日の中継は『Prime Video Boxing』のシリーズ11となる人気コンテンツになっている。
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