ここ知ってる?京都の意外な「鉄道スポット」4選 鉄道博物館だけ見て帰るのはもったいない
最近の「鉄道カフェTA-TA」のXには以下のことが書かれていた。
「1階の455系運転台は、B1電磁直通制御器のブレーキ動作再現と、自動帯によるブレーキ再現、マスコンを入れることによって速度計の動作を新たに付与いたしました。より一層実車に近い挙動体験ができるようになっております」
何を言っているのかよくわからないが、鉄道マニアの方はもちろん、そこまでマニアでない私でも十分楽しめるカフェなのは間違いない。
2:名物は33種類の電車パン「ぶんぶん」
次に紹介するのは、「手づくりパンの店ぶんぶん」。JR、近鉄の駅から近く、京阪からも歩いて行ける。

こちらの名物は「電車パン」だ。外観は普通のパン屋さんだが、入るとパンの香りが漂う中に運転台や鉄道模型があって驚く。ご主人の原田明さん(56歳)は、やはり幼少の頃から鉄道好きで、父親が国鉄職員。親族も鉄道関連の職に就いているという。
置かれている鉄道模型はもちろん、運転台も原田さんの手作り。しかも連動しているので、模型を運転して動かすことができる。私もしばし遊ばせてもらった。
「パン屋自体は2004年頃からやっていますが、電車パンを作り始めたのは2015年くらいからです。鉄道会社の運転士さんに、イベントで使いたいから作ってほしいと依頼を受けました。このご縁も、お店に自分が撮った趣味の鉄道写真を飾っていたところ、訪れたその運転士さんが写真を指差し『これ、俺やねん』と。それで親しくなり、お店に来てくれるようになりました」

最初に作ったのは近鉄車両風の電車パン。しばらくすると子どもたちから「あの電車作って!」とリクエストが来るようになった。
「そのうちメディアに出るようになり、子どもたちだけでなく、大人の電車マニアの方からリクエストが来るようになりました。今は全部で33種類ほどあります」
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