ここ知ってる?京都の意外な「鉄道スポット」4選 鉄道博物館だけ見て帰るのはもったいない
緑色は抹茶、オレンジ色はかぼちゃなどで作る。1日に6個ほどしか作れないが、毎日種類は変えている。
「鉄道模型を作るので、車両のディティールはだいたいわかります。角を落とすと、京阪車両風に見える。屋根のアールは国鉄車両風がキツめに、阪急・近鉄車両風はフラットになど、部分部分もこだわっています」

中身は、水色・オレンジがカスタードクリーム。キャラメルクリームなどもある。赤い車両の中身はカスタードクリームだが、赤い部分はいちごの味がする、ということも。
よもぎを使った緑色の車両の中身はあんこだ。それは納得いくのだが、パンダ列車の中身はチョコかと思ったら、カスタードクリームだった。なかなかパターンが読めない。
甘い電車パンは、食べてみるとちゃんとおいしい。ボリュームがあるので、ご飯代わりにもなりそうだ。
ちなみに鉄道マニアには、北陸本線で走っていた改造電車「食パン電車」が人気だそう。販売している種類の中で希望のパンがある場合は、3日前までに予約すれば作ってもらえる。
3:ジオラマを見ながら定食を味わう「お食事処 相生」
二条城近くにある「お食事処 相生」。外観は普通の食堂だが、側に停められた配達用バイクの荷台がトワイライト色に塗られていて、思わずニヤリとしてしまう。

店内は右側壁一面がガラスケースで、鉄道模型のジオラマとなっている。
こちらのお店は75歳のご主人と、72歳の奥様のお二人で切り盛りされている。90年前からやっているお店で、現在は2代目だそう。鉄道模型は厨房で料理をするご主人の趣味。
壁には「今週の運転列車」という掲示板があり、智頭急行HOT7000系特急(スーパーはくと)、国鉄キハ82系特急デーゼルカー(まつかぜ)、C57(お召仕様)の3つと、それぞれに説明が書かれていた。走る車両は週ごとに変わるらしい。

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