醤油も大量に飲めば危険だということに似ていると著者は述べているが、つまり浴びる量の問題だということだ。
これも意外ではあるが、アメリカ眼科学会ではブルーライトをカットするメガネには十分なエビデンスがないということで推奨していないのだそうだ。
とはいえ、ブルーライトカットメガネをかければ目に入る光の量は減る。私たちは目に強い光が入ってくると、感覚的にまぶしいと感じたり疲れたりするので、単に光量を減らすという意味では目を楽にしてはくれるのだろう。
メガネやパソコンで光量を調節する
しかし、それはブルーライトカットではなくても、グリーンライトカットでもグレーライトカットでも同じです。それこそ、薄い色のサングラスでも構わないのです。サングラスは幅広い波長の光を減らしてくれます。あるいは、パソコンのモニターのほうを調節して、光量を減らしてもいいですね。(213ページより)
なお、よく知られているように、夜寝る前に青い光を浴びすぎると睡眠を促すホルモンであるメラトニンの分泌が抑制されて眠れなくなることがある。したがって、寝る前にブルーライトカットメガネを使うことには一定の意味があるということだ。
とはいっても、ベッドでブルーライトカットメガネをかけるのもなんとなく違和感があるのではないだろうか。そう考えると、スマホのナイトモード機能を使ってブルーライトを減らすのが現実的なのかもしれない。
いずれにしても、刺激的な情報に翻弄されることなく、エビデンスを重視するべきなのだ。
