会社員の副業でありがちな「失敗5選」と回避策 収入を増やしたい人がやりがちな判断ミス

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回避策:「20点でスタートする」という意識が大切です。慣れてくると0点でもスタートできるようになりますが、初めての場合は20点でも十分です。たとえば、前述の講座の例では、資料が20%程度完成した時点で告知を始めればよいのです。複数日程での開催なら、講座を進めながら、参加者の属性や要望に合わせて次回の資料を作れば問題ありません。慣れてくれば、資料を1ページも作っていない段階で告知を開始し、集まった人に合わせた次の展開を組み立てられるようになります。

他者からの評価は避けられない

失敗パターン4.ネガティブな雑音に惑わされる

何かをアウトプットすれば、必ず評価に晒されます。本業の会社でも人事考課やネガティブな噂話もあるでしょう。それは、副業や自ら始めるビジネス、SNSや動画の発信においても同様です。人目に触れれば評価が下されることは避けられません。

活動を始めた当初は、この評価が私たちの感情を大きく揺さぶるものとなります。良い評価を受ければ飛び上がるほど喜び、逆に低評価や辛辣なコメントがつけば、心に大きなダメージを受けます。

回避策:まずは、こうした評価が必ずあることを受け入れ、慣れることが大切です。その上で、あまり気にしないこと。簡単ではありませんが、そのようなノイズはリスクとして受け入れる必要があります。最近では、少しずつ人権の意識が高まり、制度も整いつつあります。違法・有害情報相談センター(総務省委託事業)、人権相談(法務省)、誹謗中傷ホットライン(一般社団法人セーファーインターネット協会)など、さまざまな窓口が設けられています。あまりにもひどい場合は、まずは相談してみましょう。

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