大会史上最多となる1万0330組がエントリーしたM-1グランプリ2024。筆者もテレビ視聴していましたが、ビジネスマンのスタイリストという仕事柄「M-1ファイナリストの着こなし」に、今年も着目しました。
なかでも令和ロマン、髙比良くるまさんの「衣装の変化」は、昨年との違いを伝えるうえで効果的だったように感じますし、準優勝されたバッテリィズの衣装は、「自身の役割を表す」個性が見事に反映されていました。
M-1ファイナリストとビジネスマン、両者の立場は同じとは言えませんが、「我々ビジネスマンが、『見られ方』を戦略的に考える」良い機会だと感じたのです。
期待値を超えた令和ロマン!衣装から垣間見た凄さ
2年連続トップバッターを引き寄せた令和ロマン。今回くるまさんのジャケット姿が、前回とは「かけ離れた印象だった」ことに気づかれた視聴者も多かったようです。というのも放送直後には、SNSを中心に「ジャケットの肩がすごい」など話題に上がっていました。
ちなみにジャケットは、高級メゾン「サンローラン」のものだということ。これはラジオ番組にて、本人の口から語られていますし、また以下の発言から、意図的な選定だったこともわかります。
「ジョニー・デップがレッドカーペットで着ていました(笑)。それを見つけて“これだ!”と思って。ただ、セットアップじゃなかったので下は自分で組み合わせて、一番ヤバいやつ(に見えるよう)にしました」(TOKYO FM「山崎怜奈の誰かに話したかったこと。」12/12放送分)
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